エキスパート職のホンネ/
車両
TAKAHASHI
2020年入社
仕事内容
大野総合車両所の特修班に所属しており、車両所で行われる全般検査などの定期検査に間に合わない消耗部品の交換や、人身事故車両の対応、また、不具合などで車両所に入庫してきた車両の臨時検査・整備を行っています。
入社後に感じたギャップ
整備士はお客さまから見えない裏方の仕事だと思っていましたが、お客さまから寄せられるお礼の言葉や、車両所見学に来られた方々の楽しそうな姿を見ると、一緒に小田急のイメージをつくり上げていく仕事だと感じることができました。
仕事の覚え方
とにかくどんな些細なこともメモを取りました。車両によって作業する内容が変わるため、教わった内容は覚えているうちにメモ帳にまとめました。細かい箇所も積極的に先輩に聞いて書き足していき、作業前には必ず見返すことを心掛けました。
先輩・上司との関係性
明るい方が多く堅苦しさを感じることはありません。皆さんよく話しかけてくださるので私自身も作業でわからないことや疑問点などは気軽に聞くことができています。お昼休みも年齢関係なく広場でサッカーやキャッチボールをしたりしています。
仕事のやりがい
車両によっては、朝入庫しその日のお昼までには出庫させなければならないこともあります。時間内に車両所から送り出し、多くのお客さまを乗せて再び営業線で走る姿を見かけると、車両の整備士、特修班としてのやりがいを感じます。
ともに働く社員へメッセージ
安全・確実に運転をする方や、架線や線路を整備し万全な状態にしてくれる方々、より多くの人に小田急を快適に利用していただくために尽力するたくさんの社員に支えられ、今日も私たちの整備した車両が当たり前に走っているということに感謝したいです。
小田急電鉄に入社してよかったですか?
YES
もともと鉄道会社の整備士を目指して小田急電鉄に入社したこともありますが、地元で慣れ親しんだ鉄道会社で箱根や沿線で見てきたロマンスカーの整備に関われただけでなく、車両所の雰囲気の良さなどは私に合っていると感じているためです。
応募者へのメッセージ
鉄道が好き、機械が好き、優しかった駅員さんや運転士さんにあこがれた、など人によって職業や仕事を目指すきっかけはさまざまだと思います。面接ではその思いを正直に話しました。皆さんも自分のやりたいことに正直になって、ぜひ頑張ってください!
成長実感
車両所の若手整備士は車両の知識を身に付けるため、「車両基礎教育」と「回路基礎教育」を仕事の合間で学びます。その教育で培った知識を活かし細かいミスの防止や、回路図面を見ながら回路不具合の自己診断ができるようになってきたと感じています。
欠かせない「仕事道具」
「ボルシン」
車両所オリジナルの工具で、台車周りのボルトやナットに固定されている針金や割りピンを交換する際に使う道具です。ペンチよりもボルシンとハンマーを使ったほうが格段に速いため、台車周りを多く整備する私の班ではなくてはならない道具です。