3分でわかる小田急電鉄
小田急電鉄は100年にわたり、鉄道事業を中心に地域とともに成長してきました。近年、社会の変化とともに当社を取り巻く事業環境も大きく変化しています。私たちは、変化に合わせて進化を遂げるべく、事業の在り方そのものを進化させるさまざまな挑戦を行っています。その一連の取り組みのコアとして、今後の企業のあり姿を「地域価値創造型企業」と定義しました。
従来より予見されていた人口減少に加えて、急速な社会のデジタル化、テレワークの進展による外出機会の減少、物価高など私たちを取り巻く事業環境の変化が劇的に進んでいます。一見、マイナスに見えるそうした変化を、小田急電鉄は新たな価値創出のチャンスと捉えています。
日々変化を続けるビジネスの環境を見据え、小田急電鉄では既存のビジネスや強みを活かしつつも、それだけにとらわれない、新たなビジネスの創出に積極的に取り組んでいます。次の100年の礎となる事業を2030年までに確立し、地域と小田急電鉄の「これから」を創り上げます。
BUSINESS
鉄道を基盤とした、地域を包括的に支えるビジネス
小田急電鉄は鉄道を基盤とした地域の「なくてはならない」サービスの展開と並行して地域のくらしやすさを高めることを目指しています。総合サービス業とも言い換えられる多種多様な事業展開において、コアとなる、3つのカテゴリを紹介します。
- #「移動」を支え、生み出す
- #「まち」をつくり、育む
- #「くらし」を彩る
「移動」を支え、生み出す
私たちは、列車の運行を通じて、人々の通勤・通学、ビジネス、レジャー、観光といった多岐にわたる日常の用途に応えています。
列車の運行は、線路の敷設や電気設備の管理運用、駅施設の建造・保守といったハード面と、効率的な運行ダイヤの立案や、快適な輸送サービスを実現するためのソフト面の両面から「安全・安心・安定・快適」を創出しています。
また、鉄道を活用した商品の提案・プロモーションを通して、さらなる移動の創出にも注力しています。
「まち」をつくり、育む
沿線には生活エリア、商業エリア、観光エリアと、さまざまなエリアが存在します。そういった地域ごとに異なる特性を理解し、人々に愛されるまちをつくっていくことも、私たちの大切なミッションとなっています。
- ・人々が生活を営む住居施設
- ・ビジネスの拠点となるオフィスビル/商業施設
- ・国内外の人々が訪れる観光地
私たちのビジネスは、こうした施設・環境をつくっていくだけでは終わりません。地域に寄り添いながらエリアマネジメントや施設改良などを積極的に実施し、「まち」をより良いものへと育てていく…そんな数十年先を見据えた使命も帯びています。
「くらし」を彩る
小田急電鉄は豊富なアセットや地域とのつながり、デジタル技術を活かして、人々のくらしを豊かにしていくビジネスを展開しています。
これらは小田急電鉄内だけにはとどまらず、バスやタクシーといった運輸業、百貨店や専門店などの流通業、不動産・ホテル・レストランなど多角的なサービスを展開する約80社のグループ会社と連携しながら事業を運営しています。
さらに、当社にはない知見をもつ企業・団体と「共創」を行うことで、地域に提供できる価値の可能性は無限大に広がっています。
FIELD
豊富な地域資源に恵まれた沿線地域
小田急電鉄の沿線エリアである東京・神奈川には、企業・学校・病院・工場・観光地…などビジネスに紐づけられる地域資源が文字通り集中しています。この恵まれたビジネス環境をチャンスに変えて活かしていくことを目指しています。
- #多様性に富んだエリア
- #地域との強固なつながり
- #新しいビジネス創出機会が豊富なフィールド
路線全長120.5km 東京と神奈川をつなぐ鉄道路線
小田急電鉄は、東京都神奈川をつなぐ全長120.5kmの3路線から成り立っています。
・副都心・新宿と箱根の玄関口・小田原を結ぶ小田原線
・相模大野から湘南・江ノ島をつなぐ江ノ島線
・新百合ヶ丘から多摩ニュータウンへと至る多摩線
この3路線に加えて、東京メトロ千代田線・箱根登山鉄道・JR東日本常磐線・JR東海御殿場線との相互乗り入れを行なっており、沿線人口約520万人の日常に欠かせない移動手段としてご利用いただいています。
多様性に富んだ地域をもつ沿線、つながりの強さ
小田急線の特徴として、日本最大のターミナル駅である新宿、都心から郊外地域にかけて広く点在する1日平均10万人以上の乗降客数を誇る中核都市、箱根や江の島など日本屈指の観光地、更にニュータウンや山林地域など多様性に富んだ地域が点在していることが挙げられます。
各地域は一定の人口規模や企業、商業施設、研究・教育機関が集積する多層的かつ豊富な地域資源に恵まれています。これらの地域において当社は長年の事業運営で培った信頼感や自治体・地域との連携実績などを強みとして持ち、新しいビジネスの創出につながっています。
WORK
小田急電鉄のしごと
多種多様な事業で地域のくらしを支えている小田急電鉄、これらは総合職とエキスパート職という2つの働き方がそれぞれの強みを活かし、支え、生み出しています。2つの働き方は役割・面白さ・使命感が異なります。それぞれの特長を簡単にご紹介します。
- #2つの働き方
- #幅広い事業経験・マネジメントが特徴の総合職
- #専門性の追求・お客さまの近さが特徴のエキスパート職
総合職
さまざまな事業の戦略立案や企画・運営・組織のマネジメントなどに幅広く携わるのが総合職です。総合職には「事務系」と「技術系」の2職種があります。
エキスパート職
それぞれの職種の専門性を極め、サービスの第一線でチームで活躍するのがエキスパート職です。エキスパート職には、鉄道の安全運行に最前線で関わる「運輸」「車両」「土木・建築」「電気」、社内システムのプロフェッショナルである「IT」があります。
<エキスパート職>職種紹介
PLEASURE
小田急電鉄を突き動かすもの
くらしを守る
そしてくらしをつくる
その過程はチャレンジの連続であり
時には苦しいと感じる瞬間も訪れます。
しかし、多くの社員がチャレンジを止めることはありません。
なぜなら苦労や困難に勝る喜びが、私たちのビジネスにはあるからです。
「働く喜び」
小田急電鉄の社員を突き動かす、原動力のひとつです。
- #くらしを担う
- #チャレンジを止めない
- #より良い地域の未来のために