2019年12月2日

 11月30日(土)、川崎市黒川地区で里山の保全活動を行なっている「黒川里地里山保全会」のご協力により、自然をテーマにした親子体験イベント「2019  里山の観察会」を開催しました(後援:神奈川県、川崎市)。

 当日は天候にも恵まれ、30組60名の小学生とその保護者が参加。里山に生息する生き物や植物、地域の行事をテーマにしたクイズに答えながら、約4キロの道のりを散策しました。
 コースの途中、今回のイベントのために育ててもらったダイコンと赤カブを収穫、その後竹林に立ち寄ってノコギリを使った竹切り体験をしました。

 午後からは、「川崎市黒川青少年野外活動センター」にて、地元の竹を使った行燈(あんどん)作りに挑戦。参加された方からは、「小田急線の近くに、こんなに自然が豊かなところがあるとは知らなかった」や「行燈作りでは、電気ドリルを使って楽しく穴を開けることができた」などの感想が寄せられました。
 
     
里山散策の様子
 
     
ダイコン収穫の様子    赤カブ収穫の様子
 
 
竹切りの様子
 
     
 竹行燈づくりの様子  
 
 
 ダイコン、赤カブを収穫した畑にて
 
 「黒川里地里山保全会」(神奈川県里地里山条例における活動協定認定団体)とは、良好な里地里山景観が残る地域で、地元農業者で構成された団体です。谷戸の水路はじめ、水田や畑の復元および維持管理などの保全活動を行なっています。