10月6日(土)、自然をテーマにした親子体験イベントの一環として、小田原市東栢山地区で里山の保全活動などを行っている「金次郎のふる里を守る会」のご協力により、「2018 秋の収穫教室」を開催しました(後援:神奈川県・小田原市)。
当日は、心配していた雨も上がり清々しい秋空の下、29組(58名)の小学生とその保護者が参加。同地区の水田において、同会の皆さんから稲の持ち方や鎌の使い方などを教わりながら稲刈りを体験しました。その後、千歯扱きや足踏み脱穀機を使った昔ながらの方法による脱穀作業に挑戦。午後は、二宮金次郎の教えとして、現在も語り継がれている「積小為大※」や日本人の主食である「米」について学んだ後、親芋・子芋・孫芋の外し方を教わりながら、里芋を収穫しました。
次回の親子体験イベントは、12月1日(土)川崎市黒川地区にて「里山の観察会」を開催する予定です。
※「積小為大」とは、小さなものを積み重ねないと、大きなことを為すことができない。大きな志があったとしても、いきなり大きなことに挑戦してもだめ。「毎日の積み重ねが大切」との意味が込められている。
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稲刈りを体験した水田にて |
「金次郎のふる里を守る会」(神奈川県里地里山条例における活動協定認定団体)とは、二宮金次郎(尊徳)の教えに基づき、地域貢献の作業奉仕、里地里山保全事業として東栢山地区の自然環境を守り、水田の保全管理をしています。